スマホの発熱に要注意!【発熱対策】

国民生活センターが注意喚起

 国民生活センターによると、2009年4月〜2013年12月の間に寄せられたスマホの発熱などに関する相談件数が1032件にものぼったそうです。中には充電中に布団を焦がした、通話中に発熱中して頬を低温やけどしたなど深刻な事態につながりかねない事故も発生しているそうです(2014年2月21日 日経新聞朝刊より)
 以下、スマホの発熱への対策を紹介します。



発熱への対策

今すぐ点検! 充電端子の異物

 とても深刻な事態を招きかねないので、今すぐ点検してください。充電の端子部分に異物が挟まっていると、異常な発熱の原因となり最悪の場合は充電中の火災などにもつながります。もし異常が見つかった場合はすぐに充電を取りやめ、修理に出すなり充電ケーブルを交換するなどの対策をとってください。


「ながら充電」はダメ

 充電しながらスマホを操作する人も多いと思いますが、これも発熱の原因になるのでやめたほうがいいです。充電しながら操作をするとバッテリーに大きな負荷がかかるためです。発熱という観点でなく、バッテリーの寿命を縮めることにもなるので緊急の場合以外は極力避けることをおすすめします。(関連:バッテリーの寿命を長くする


スマホに過度の負荷をかけない

 ゲームや長時間の動画鑑賞はスマホに大きな負荷をかけます。負荷がかかれば処理に多くの電気を使うようになるので、当然発熱も大きくなります。もちろん、ゲームなどを我慢する必要はありませんが、頭の片隅に「負荷をかけ過ぎない」ということを置いておいていただきたいです。
 発熱を抑えるという観点からも、Androidの動作を軽くするというのは有効な対策です。普段からAndroidにかかる負荷を小さくしておけば、異常な発熱も避けられる可能性があります。(関連:Androidの動作の重さを改善する


バッテリーは定期的に交換

 スマホやタブレットなどに搭載されているリチウムイオン電池は、繰り返し充電して使うことができる電池ですが、寿命があります。充電をしても、当初の容量の半分程度しか充電できなくなっていきます。この電池の寿命は使い方によって大きく変わりますが、毎日充電するヘビーユーザーで1年半程度、そうでない人でも2年程度です。寿命がきている電池は充電時、使用時の発熱が大きくなりがちです。危険ですし、何より電池がすぐきれてしまって不便なので、2年を目安に交換するようにしましょう。



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