- 2014年8月19日更新
- Android
- 菌の温床? 便器より汚いスマホとタブレット
便器の18倍?!
スマホの表面には、なんと便器の18倍以上もの菌が生息しているとアメリカの研究者が発表しました。排泄物を捨てる便器に菌がたくさんいるのは当然のことですが、その18倍もスマホが「汚い」なんて驚きですよね。以下、なぜスマホは「汚い」のかその原因と、簡単に除菌する方法を紹介します。
なんで汚いの?
答えは簡単です。あなたの手に元々菌がたくさんいるからです。ドアを開けるために触れたドアノブ、通勤途中に乗った電車で握ったつり革、日常生活のあらゆる場面であなたの手に菌が大量に付着します。その多くはあなたの免疫が健全な時には特に問題になりませんが、疲労が溜まって免疫力が落ちている時に猛威をふるうこともあります。
例えば、トイレに入っている時にスマホをいじる人も多いでしょう(私もそうです) トイレに入るためにはトイレの個室のドアを開け、そして鍵を閉めなくてはなりません。その時に触れたドアノブや鍵に菌が大量に付着していて、あなたは知らず知らずのうちに菌がたっぷりついた指先でスマホの画面にタッチしてしまっているのです。そうしてスマホには菌が大量に付着していくのです。
きれいに保つには? 除菌しよう!
人間の手にはもともと菌がたくさんいるので、菌を付着させないというのは不可能です。なので、ついてしまった菌を定期的にクリーニングするというのが現実的な最も良い対策となります。除菌できるアルコールタオルで拭き取るのが一番楽で簡単なやり方なのでおすすめですし、キッチン用によく使われるアルコール除菌スプレーをティッシュやコットンなどに染み込ませてスマホを拭き取る、というのが低コストでお手軽な方法です。
ただ、アルコールを使うという点において2点注意しなければならないポイントがあります。まず、アルコールがスマホ本体の樹脂やゴムを劣化させてしまう恐れがあるということ。アルコールをびちゃびちゃにして拭き取るのはやめたほうがいいです。2点目に、アルコールでは除菌できない菌やウイルスもあるということです。ノロウイルスはアルコールでは除菌できないそうです。気になる方は除菌ライトなどで紫外線にあてることをおすすめしますが、これはアルコール以上に樹脂を劣化させてしまいそうです・・